はじめに
横綱朝青龍の甥として以前から注目されていた関脇豊昇龍が、令和五年大相撲七月場所の千秋楽で、新入幕伯桜鵬を破り、12勝3敗。
さらに優勝決定戦で北勝富士を破り、初優勝しました。
これで場所後の大関昇進が確実となりました。
大関昇進へ
豊昇龍は、3場所連続2桁勝利、さらに10場所連続勝ち越しと安定した成績です。
過去の例から直前3場所で合計33勝以上で大関昇進濃厚といわれています。
あくまでも目安なので、32勝以下で大関昇進した力士もいます。
豊昇龍は33勝で優勝もしているので、大関昇進にふさわしい成績といえます。
令和四年一月場所 | 東前頭六枚目 | 11勝4敗 | |
令和四年三月場所 | 西小結 | 8勝7敗 | |
令和四年五月場所 | 東小結 | 8勝7敗 | |
令和四年七月場所 | 東小結 | 9勝6敗 | |
令和四年九月場所 | 西関脇 | 8勝7敗 | |
令和四年十一月場所 | 西関脇 | 11勝4敗 | 技能賞 |
令和五年一月場所 | 西関脇 | 8勝7敗 | |
令和五年三月場所 | 西関脇 | 10勝5敗 | |
令和五年五月場所 | 西関脇 | 11勝4敗 | |
令和五年七月場所 | 東関脇 | 12勝3敗 | 幕内優勝、敢闘賞 |
まとめ
令和五年九月場所は、1横綱3大関の番付となります。
七月場所は横綱照ノ富士と大関貴景勝が全休、大関霧島が休場から再出場するも負け越しでした。
九月場所はこれらの力士が元気な姿で揃う中で、新大関豊昇龍がどんな活躍をするのかが見どころです。
これから横綱を目指して頑張ってほしいです。
また、豊昇龍と大関を争いながら、七月場所では共に9勝6敗に終わった大栄翔と若元春の奮起にも期待します。
小結で11勝4敗の琴ノ若、新入幕で千秋楽まで優勝を争った伯桜鵬は、これからもっと強くなりそうです。
九月場所も優勝争いに食い込んでくるのではないでしょうか?
令和五年九月場所が楽しみですね。
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